母の日に思う。 バカ息子。

地元の桜
母の日ですね。

皆さんは自分のお母さんに何かしてあげましたか?

もっとも、お母さんからしたら自分の子供が元気でいてくれたらそれが一番のプレゼントになるのかもしれませんね。

もちろん、更に特別な事をしてあげればもっと嬉しく思いますよ。

ふと、自分は去年、何をしたかなぁ?なんて考えていました。

確か靴下のセットを贈ったと思います。

時間が経つのはホントに早くって1年前の話なんてついこの間みたいに思うのに何をあげたかはあまり思い出せないって不思議です。

子供の頃の事は思い出せるのに。

一般的にはそれを老化と呼ぶんでしょうね。とりあえず置いておきます(笑)

今でも覚えているのは僕が小学校の時、母と二人で出かけた事があってバスに乗ろうとしたら発射間際だったんで二人して駆け足でバスに乗ったんですよね。

そしたら入り口で僕がつんのめりそうになった時、母が手を出してくれて支えてくれました。
僕はその時、本当に嬉しくて、

ありがとう

という言葉を心から言うと、母親は、

いいよ、こけたらアカンから。大事な息子さんやしね(笑)

って、冗談交じりに返してきたんですよね。

それだけの事なんですが、僕にとっては本当に嬉しい事の連続。

先ず、母が走った!!

これは本当に驚きました。

そして自分もしんどいのに僕に手をかしてくれた。って事。

母は僕を出産した事で妊娠中毒症になってしまい入退院を繰り返してたので走れるような身体ではないんです。

自分の中ではオカンもやれば出来るやん(^.^)

気持ちの問題とちゃう?なんて思ったりもして。

でもその外出から帰ったらやっぱり母は寝込みましたが。

そしてその直後から人工透析を始めます。

此処に1枚の写真があります。

桜の木の下、車椅子に座り、マスクをして介護施設の職員さんと二人でにっこり微笑んでいる母の写真。

ホントに良い顔しています(^.^)

季節はちょうど亡くなる年の4月始めなんでしょうね。

介護施設の近くにある公園に施設の皆とお花見に行った時の写真です。

職員の人に

ご家族はお花見に行かれますか?

と訊かれ

仕事があるのでいけません。

と答えたので僕の姿はありません。

仕事って何だったんだろう・・・

僕が成人してから母とは喧嘩ばかりしてましたが僕が一人で長期の旅行に行った時もいつも仏壇に手を合わせていたとおばさんにききました。

無事に帰って来れますように。って。

「帰って来るに決まってるやん!! 」

僕はそう思ってたけどホントは帰らせて貰ったんでしょうね。

親の気持ちなんて自分が親にならないとわからないってよく言われるけどホントだ。

最後に母親と一緒に写した写真は母が亡くなる10日前、病院にお見舞いに行った時。。

看護士さんに、
お二人で散歩でもされたらどうですか?
って。

それで僕が車椅子を押して病院の周りを回った時に写したもの。

人の居なくなった待合室、携帯でツーショットです。
(看護士さん、ありがとうございます。本当に感謝しています。)

少しだけ酸素マスク外して二人で写す写真。

母はもうお花見の時みたいな笑顔は無くてマスクを外すと僕に、

さぁ、家に帰ろうか

って。精一杯の声で語ります。

既に意識的には普通ではない状態でした。

ホントはね、連れて帰ってあげたかったんだよ。ゴメン。

ゴメンって言いだしたら幾ら謝ってもキリがないですね。

僕の好きな寒天を作ったから仕事の帰りに寄ってって伝言が携帯に入る度に

今日は忙しいから寄られへんねん。

ってぶっきらぼうに返したり。

せっかく作ってくれた寒天食べてても、

これ甘さ足らんのとちゃう?

とか悪態ついて。

ホントはね、透析の合併症で手も満足に動かせないのに必死で寒天、作ってくれたの知ってたんだ。

俺に文句言われるのわかってるのに作ってたのも知ってたんだ。

寒天は少しでも息子の顔見たいから理由付けてたのも知ってたんだ。

でもね、そういう事ひっくるめて貴方が居なくなるまで、寒天が食べられなくなるまで気が付かなかったんですよ。

自分がどうすべきだったか。って。

何を大事にするべきだったか。って。

すみません。

母の日なのに暗い話になっちゃって。

でもどうしてもゴメンと言いたくて。

それでは話は元に戻って、母の日。

日頃親不孝している貴方も正々堂々、お母さんに優しくしてあげても恥ずかしくないチャンスです。

先ず、少しだけ早起きして自分の心に余裕を持ってみましょう。

するとお母さんの気持ちがわかる気がしますよ。

頑張れ、みんな(^o^)丿

馬鹿息子より

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コメント

  1. こいけさん より:

    @パイパー森
    @グレンM
    皆さんからのありがたいお言葉、ありがとうございます。
    親の命の短さは自分が考えている以上に短いもんだなぁ~って思います。
    自分が歳をとっていくと尚更ですね。
    それと母親の優しさは母親が生きている間はホントにありがた迷惑やん(^_^;)って位に濃いモノなのですね。
    でもそのやさしさがある時はそれに守られてる事からそのやさしさに気が付かないんですよね。
    ばかみたいですが。
    思いっきりサラダ代わりに食べちゃってくださいね。

    グレンM さん>
    全然、OKです。
    ホント、グレンM さんのからの話はかなり来ちゃいました^_^;

  2. グレンM より:

    僕も、昨夜は枕びしょびしょでしたよ~
    あまりに感動したので、僕の日記(ミクシィ)でも紹介させてもらっちゃいました。。
    (ゴメン?)

  3. パイパー森 より:

    昨年暮れに喪中のお知らせを頂いた理由がやっと解りました。お察しします。

    2世帯住宅で隣り合って住んでいる私の88歳の母も、日頃は元気にしているのですが最近になって頻繁にめまいがするようになって気掛かりです。

    毎週末、何度の引っ越しの際にも大事に守り通して、半世紀以上も生き続けている自慢の糠床で漬けたヌカ漬けをどっさり差し入れてくれるのですが、正直なところ、我が家族は一時に大量のヌカ漬けが来るので少々辟易してしまっていつも食べきれません。何度も量を減らしてくれるように頼んでいるのですが、母は「サラダ代わりに食べればいいじゃない。身体に良いのよ。」と言って、ちっとも量が減りません。

    しっかり食べきらないといつの日か母が居なくなった時に後悔するんだろうな。こいけさんの言葉、肝に銘じて反省します。

  4. こいけさん より:

    @グレンM
    僕はグレンMさんの文章で再度泣き泣きです。
    歳をとると涙腺弱くなってしまいます(笑)
    母は音楽友達の話になるといつもグレンMさんの名前が出てきて
    「グレンMさん元気?」
    「グレンMさんと一緒に音楽やってるの?」
    とか。
    グレンMさん家にお邪魔したらいつもお母様に気を使っていただいて恐縮しています。
    息子って死ぬまで母親に対して馬鹿息子のままなのかもしれません(^_^;)

  5. こいけさん より:

    @manomegu
    読んでいただいてありがとうございます。
    結局自分に納得できないんです。
    色んな部分で。
    過去の事、今の事。
    そういう部分を吐き出したくて書いてみました。

  6. グレンM より:

    その初めてのアイルランド旅行で、君がまだお留守の時、お母様に電話した事があって、
    「あの子まだ帰ってないんですよ。でも心細いんか毎日電話掛けてきますけどね~」
    とお話しされていた記憶があります。

    僕なんかは、この文章読ませてもらって、もうメロメロですが、書いてくれてありがとう!という気持ちです。そして良いご供養にもなると確信しています。

  7. manomegu より:

    涙が止まりません。。。素敵な文章をありがとうございます。。。