シネマグラフを驚きの速さでしかも無料で作成できるツールがMicrosoftのCliplets

時々、静止画なんだけど何故かその画像の一部分だけが動いてて凄く印象に残る画像を見た事ありませんか?

昔はそういう動画を全画面、gifフォーマット変換して動きのある画像に変換していましたがここ最近の流れではそういう画像ではなく一部分だけ動かしより見る者に印象つけようとする試みが多くなってきました。

そういう一部分だけ動きのある画像をシネマグラフと呼んでいまして時々一人で作っては楽しんでいたのですが実はマイクロソフトからそのシネマグラフをお手軽に作れるツールが無料で提供されてるんです。

割と知らない方も居られるみたいなので情報共有です。

ただしWindows OSだけですが・・・・






先ずは

ダウンロード&インストール

マイクロソフトのこちらのURL https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=52423 に行きますと以下の画面になります。

ここで DownloadボタンをクリックすればClipletsがダウンロードできますのでそのままインストールしてくださいね。

サポート対象となるOSは、
Windows 10 , Windows 7, Windows 8
です。

MACの方すみませんm(__)m

シネマグラフの作成手順

1.起動

インストールがすんで起動するとこのような画面になります。

実際にシネマグラフを作成するのに操作するのは2か所と動作範囲を指定するのみです。

あとはプロジェクトを保存と実施のgif画像にエクスポートするだけ。

2.素材の選択

先ほどの何も素材が選択されていないウインドウのOPENボタンで動画を読み込んでも良いですが単にドラッグ&ドロップで動画を落とし込んでもOKです。

サンプルとして以下の動画を読み込んでみました。

携帯で撮ってるので画質は良くないです。

クリスマスツリーの電飾

そうそう。

素材となる動画を撮るときに絶対に守らないといけないのは

動きのある部分以外は絶対に動かしてはいけない!!

ということです。

当たり前の話ですが。

なので三脚等を用意する方が良いかと思います。

と言いつつ、手持ちなのでこのサンプル動画も結構揺れていますが(^-^;

でもほんの些細な手振れはすぐれもののClipletsが補正してくれます(^◇^)

と言うわけで動画を読み込んだ状態がこんな感じ。

ここで行わないといけないのはこの素材となる動画のどの部分から動画を始めるか。

そして終わるかと言う事です。

これの指定を下記の写真内、上の緑色のスライドバーを動かして指定します。

とにかく触ってみてください。

触れば操作イメージがわかりますので。

3.再生範囲の選択

先ほど動画を読み込んだ状態で右端にある Add new layer ボタンをクリックすると下記の様に自動的に任意の範囲が繰り返し位置として指定された状態になります。

そしてここで任意に指定されている繰り返し範囲を調整し一部分だけが動くgifを作成していくわけです。

上記の緑色になっている部分ですがわかりやすく書くコメントを入れてみるとこんな感じ。

A1A2の部分は動画として使用する素材の範囲。

B1B2の部分は上記の動画として使用する部分の中の繰り返す範囲の速度を指定します。

実際に操作してみればこの言葉の意味が分かると思いますが要はA1A2で指定した動画のどの位置から初めてどこでgifアニメが終わるかを指定してあげます。

これは矢印を動かして範囲を確認で実際にわかります。

そしてB1B2の部分はA1A2で指定した範囲が自動的に割り付けられるので後はそれをどのように再生するかだけを指定します。

B1B2の間を長くすればそれだけ再生に時間がかかるのでゆっくりとした動きになります。

逆に短くすれば早い動きになります。

更に上記の図の様な指定の場合はB1になるまで繰り返しは行われずB1になった時点で繰り返しが行われます。

ですので通常は最初から動きは欲しい事が多いのでB1は一番左端に張り付けた状態になりますね。

B1B2の移動の仕方ですがB1B2の間の緑色の部分をクリックしたままカーソルを移動させつと変える事が出来ます。

そして実際に動きがある部分の指定ですがAdd new layer ボタンをクリックした時点で動かす部分を指定出来るモードになります。

指定の方法ですがマウスカーソルがペン型に変わっているので動いて欲しい領域をペン型カーソルでなぞるだけです。

実際になぞったのがこんな感じ。

これで先ほどのB1B2の横にあるボタンをクリックするとレンダリングが自動的に始まり完成イメージがプレビューされます。

此処で動いている部分がズレていたりした場合はA1A2の範囲を色々変えて動きのある部分がズレていない部分を見つけそこを使用するようにします。

更に動きの速度に関してはB1B2を調整します。

ちなみに動かしたい部分が飛び飛びでいくつかある場合は Add new layer ボタンをクリックし新しいレイヤーを追加し他の動かしたい部分を追加していけばOKです(^^♪

納得がいく状態になったら右上にある Export cliplet ボタンでgifに出力してあげてくださいね。

出来上がりは、

とにかく色々触ってみると楽しいかと思います。

先日のルミナリエの動画の一部ですが。

でわでわ(^^♪




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