母親が亡くなってから約1年。
母親が1人で住んでた実家はなかなか整理がつけられなくて・・・・
放置してたら今年の4月のある日、全て廃棄されてしまいました。
奥さんにね。
大事な物はだいたい持ってきてたけど。
それでもやっぱり部屋へのお別れ等、したかったんです。
それと、昔、聴いたカセットテープに入ってた音楽やビデオ、子供の頃に作った1/35スケールの田宮の戦車ジオラマ、すこーし恥ずかしい昔の彼女から貰った手紙(笑)等は全て捨てられてしまったわけで。
ある意味、この歳になってから過去がリセットされたみたいな状態かな。
そういうことがあって元実家の前は今でも通るけどなんだかその前では下を向いたりして足早に通り過ぎてました。
悪い事したなぁ~って後ろめたさもあるし。
でも人間、忙しくなったりして少し心が弱くなるとそういう思い出や過去のいろんな部分に思いを寄せたりしちゃうんですね。
先週の金曜、久々に実家のあった住宅の下まで行ってみました。
郵便受けはテープで止められたまま。
多分、まだ誰も借り手が居ないんだと思います。
この時、家の前まで行きたかったんだけど、さすがに出来ませんでした。
もうリセットされたんだから気持ちを切り替えないといけないけど。
昨日食べた餃子の香りが今朝もするみたいに未だ未だ自分からは消えないですね。
ってしんみり話しでした。
コメント
@小紋 さん
はい。
家ってやっぱり借家でも愛着出てきますね。
ここに自分の居場所があったんだ。とかこの位置にベットが在って母親の介護でバタバタしてたんだなぁ~なんて記憶もあるし。
でも今まで小さい時から含めると10回程引越ししてるのであんまり愛着持ちませんってタイプだったんですがさすがに実家となると(笑)
まいどです,自分も通算?で40年ぐらい住んでた借家を返したんで,すこし分かります,笑)